育児関連

【保活ブログ】2024年 大阪市1歳児クラス保育園決定までの体験記

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大阪市1歳児クラスでの2024年の保活ついて実際やったことと結果について綴っていきたいと思います。サムネイルが可愛すぎるんですが、気持ちはこんなに穏やかなものではありませんでした。笑

我が家のスペックは以下の通りです。

・夫婦+2022年5月生まれ娘1人
・大阪市内子育て世帯が多い地区の賃貸マンション在住
・夫フルタイム正社員
・妻育休中正社員(フルタイムで復帰予定)
・得た情報は公式情報のみ(保育コンシェルジュ利用したことなし)
・2023年5月に保育園入所申し込みも保留、育休延長

この状況で1歳児4月入園を目標に保活をしました。

※この記事は私が個人で調べたり動いたことを記録した記事なので、最新の情報は大阪市のHPなどを参考にしてくださいね!

情報収集

保育園にも種類がありますが、今回は4月の一斉入所かつ日常的(月〜金曜日)に預ける保育園に絞って話をします。そしてこれはあくまでも私がまとめたものとなりますので、公式情報は大阪市のホームページでご確認ください。

保育園の種類を知る

大阪市で1歳児を預けてフルタイムで働くとなると認可保育園(①〜③)認可外保育園(④)に預ける選択肢が出てきます。

①保育所(公立・私立)

一般的な保育園と呼ばれるところ。大阪市の公立保育園は大阪市がどんどん運営委託していっているので私立運営が増えてきています。小学校入学前まで預かってもらえます。

②認定こども園

保育園と幼稚園のいいとこどりの施設です。3歳児以上になるとお勉強っぽいことや運動のプログラムも入ってきたり、英語やスイミングを習わせてくれる施設もあります。小学校入学前まで預かってもらえます。

③地域型保育園(小規模保育園)

0歳〜2歳児専用の小さい保育園で定員は19名がMAXです。商業施設やビル・マンションの1室に入っていることが多い印象です。3歳から転園が必要ですが、提携園があったりなかったり。

④認可外保育園

認可外保育園は児童福祉法に基づく認可を受けていない保育施設になります。これだけ見ると大丈夫かな?という感じがしますが保育士の配置基準が違ったり、保育料が施設によって違い、保育方針も特色があったりと様々です。私は認可外保育園の中でも企業主導型保育園に目をつけていました。

住んでいる区のホームページに保育園情報が載っているため、家から通える範囲の保育園を認可・認可外併せてピックアップしました。

出産時の保健師訪問などでも保育園マップをもらっていたので、なんとなく保育園がある場所は認識していました。また娘のお散歩のタイミングなどで保育園周辺を歩き、保育園の日中の雰囲気など外から得られる情報をリサーチしました。

参考程度に倍率を知る

住んでいる区、希望の保育園・クラスの前年度の倍率を見ました。トレンド的には前年と大きく変わらないと思うので、区のHPを参考にしてみてください。

私の住んでいる区で前年度の1歳児の倍率は約1.4倍でした。倍率だけ見るとフルタイム共働きならギリギリどこか入れるかな…?という感想を持ちました。(←根拠はない)

が。大規模新築マンションが同じ地区内に多く、同学年の子どもがめっちゃめちゃに多いのは肌で感じていました。区役所で行われる3ヶ月検診での同月齢の赤ちゃんの多さにどこが少子化…!と思いましたし、不動産屋で家を紹介してもらった時も「子育て世帯がどんどん増えてて、環境がめちゃくちゃいいんですよ〜!」と教えてもらい、それがきっかけでこのエリアに引っ越してきました。

つまり!ご近所には同じような世帯が多い。ということは保活は激戦になりますよね。当然っちゃ当然…。そこまで考えて家探しする必要があったのか…!!!と。

区役所に相談に行った際も、「〇〇(←地区名)ね〜…苦笑」という反応です。これはフルタイム共働きでも最悪入れないパターンがあるんじゃないか…?と思い、認可外も検討する必要があると感じました。

データも参考にする必要はありますが、何よりも同じマンション・平日の近所の公園・スーパーでの月齢近い子の出現率という母の肌感覚が重要であり、区単位ではなく地区単位で考えると真の倍率が見えてくる気がします。(←え?)

利用調整方法を知る

認可保育園に入れるためには住んでいる区役所に申し込みが必要となりますが、重要なのが利用調整といってどういう仕組み(順番)で保育園の内定が決まるのか、をきちんと知ることだと思います。

まず基本点数という就業に関する点数があり、例えば我が家の場合は夫も私もフルタイムで働くので

月20日以上かつ週40時間以上又は週5日以上かつ日8時間以上働いており、それに見合う収入がある。

という項目に該当し、夫100点・妻100点の合計200点となります。ここが我が家のスタートラインになります。

そして次のステップが調整指数での点数調整となります。ここで加点や減点を行い最終的な点数が決まります。

加点の一例だと

双子を同時申し込みの場合(+3点)/きょうだいが利用中の保育施設又は保育事業の利用を希望する場合(+7点)、利用申込時点で、申込事由を理由として、児童が保育施設・保育事業に該当しない保育サービス(親族委託、一時預かりを除く)を週3日以上、有償で利用している場合。(+5点)

減点の一例だと

児童を65歳未満の別居(保護者住所地からおおむね1km圏内に居住)の祖父母等に預けることが可能である場合(ー3点)

など細かな指数調整があります。我が家は調整指数では何にも該当しないので200点で戦うこととなりました。

きょうだいで同じ園を利用する場合+7点が強いですよね。例えば認定こども園に上の子を入れていたら、下の子の加点が大きくなるので、1歳児クラスではそういう家庭と枠を争うことになります。きょうだいで別園なんて考えるだけで大変だし、少子化なのでたくさん子どもがいる家庭が優先なのは当然ですが、我が家のような第一子が人気園1歳児クラスに入りたいとなると不利になります。

また、基本点数・調整指数で同点数の家庭の場合は最終順位を決める順位表というものがあります。

我が家の真のスペックだと、1②該当、2該当、3は不明、4は子1人だから非該当、5該当、6特別高い方ではないけど低い方でもなさそうという感じです。

ということで、最後は点数で表せない戦いです。(←どんな戦い〜)

改めて記事を書きながら…ややこしい!まずね。役所の出してる「保育施設・保育事業利用の案内文」をきちんと読み込んで理解するのがタイヘン。(これは大阪市や区役所のHPに載ってあります。)

産後の育児スイッチ完全ON状態の脳みそで完全に理解するの、本当に難しいです。文字が羅列されたA4のPDF28枚ありますよ。

もしこの記事を読んでるパパさんがいてくださったらぜひ「保育施設・保育事業利用の案内文」を読み、家庭の状況(点数)と近所の保育園情報を把握してみてください!!自分ごと化大事。

そして区役所の担当者とも話したのですが、「水モノなんで出してみないとわかりませんね〜」と言われ、保活は最後は運ゲーで自分ではどうしようもない戦いなのだと悟りました。確かに。この1〜2年で新しい大規模マンションが地区内にできたとなると子どもの人数も変わってきますし。

私の性格的にあまり執着を持ちすぎたり熱を入れると保育園に入れなかった時のショックが大きそうなので、人事を尽くして天命を待つという気持ちに切り替えました。

戦略立案(区役所に申し込み)

最早戦略でも何でもないですが深く考えても神経をすり減らすので、(通勤経路上にある)現実的に送迎できる保育園の中で希望を書きました。

第一希望は倍率は高いのはわかりきっていますが、入れればラッキーという気持ちで規模の大きい認定こども園にしました。(というか昨今の共働きの増加だと幼稚園は時間的に難しいし、こども園に人気集中するのも当たり前じゃん?って思いますけどね!←投げやり)

第二希望は家から一番近い小規模園にしました。全落ちは避けたい状況です。こども園への人気集中がすごいだろうな…と考え、園の雰囲気と親へのサポートが行き届いていそうな小規模園を書きました。家からの距離と毎日の荷物が少ないことがメリットです。デメリットとしては提携している保育園がないので3歳以降どうしよう問題が発生する点です。

第三希望は5歳まで預けることができる保育園にしました。望み薄です。

自分の点数と倍率を考えると第一・二希望で決まらなかったら全落ちだろうと思っていたので第六希望まで一応埋めましたが、第四〜六の家から少し離れる園は保育園見学にすら行っていません。

また認可に全落ちした場合は二次募集に応募せず認可外(企業主導型)保育園に入れようと思っていました。

住んでいる地区的に家の近所の保育園の1歳児クラスは一次募集で全部埋まってしまうだろうと思ったのと、あたりをつけていた認可外(企業主導型)保育園の募集スケジュール的に二次募集には出さず、早々に認可外にシフトチェンジした方が良いと思いました。

実際の動き

私が実際に動いたスケジュール感は以下です。

2023年8月まで

・区内保育園のオープン情報収集、家や職場と各保育園の距離を検討

・認可保育園に申し込むにあたり我が家の点数の算出

2023年9月

・認可保育園の見学(3園)

保育園見学は保育園によって直接電話でアポを取る園、HPから申し込みができる園など様々なので一度ホームページをチェックするのが良いと思います。認可保育園は午前中の活動時間を見せていただき、施設内の紹介もしてもらいました。お昼寝布団やおむつ・着替えの扱い・年間行事など気になることを聞いていきました。子どもたちがイキイキと楽しそうに過ごしていたので良さそうと思いましたし、保育中の先生たちも見学者に笑顔で挨拶をしてくださったので好印象を持ちました。

・区役所に申込書を取りに行き担当者に気になる点を質問

昨年度の入園点数実績を率直に聞きました。園ごとの入園者の最高点・最低点の分布はわかるものの、年齢別データはもらえなかったので正直アテになりませんでした。

・申込書類作成

共働きの場合、就労証明書を職場に記入してもらう必要があります。我が家はスケジュールを切って夫の就労証明書提出の進捗管理をしました。(思うところはありますが多くは語りません。笑)

2023年10月

・区役所で申し込み

区役所に子どもを連れて行き、区の担当者と面談をしました。アレルギーの確認や親の勤務時間の確認などを書類をベースにやっていきます。時間予約制だったので30分で終了しました。

・倍率の確認(希望園変更)

10月下旬にどこの園の何歳児クラスに何人申込をしているか発表されます。その人数を確認して希望園を変える場合はその手続きをします。我が家の第一希望園は予想通り倍率高めでしたが、200点のボリュームゾーンなので下手に動かずそのままにしました。後は2024年の1月後半にわかる結果を待ちます。

2024年1月

・認可外(企業主導型)保育園の見学

全落ちすることも考えて家の近くの認可外保育園を2つ見学しました。私の勤務している会社が企業主導型保育園との契約ができる会社なので認可園に入れなければ企業枠で入ろうと思っていました。
2園とも3月末までは空き枠がないとのことで4月以降も募集人数がまだどうなるかわからない(認可に転園希望の子もいるのでその結果次第)とのことだったのですが入るなら企業枠希望とお伝えすると、そちらの方が入れる可能性は高いかもしれないという話でした。ただ2園ともお昼寝の時間に見学に行ったので子どもたちが動いている様子が見れず、質問も思っていたような回答が返ってこなかった園もあったので少し不安に思いました。

結果

大阪市は2024年4月の一斉入所の結果通知を2024年1月25日(木)に区役所から手紙で発送するという仕組みでした。

普通郵便なので翌26日(金)には届かず、29日(月)に届きました

もうね!これ!週末めちゃくちゃやきもきしたし、結果によっては家族会議だったのですが繁忙期の夫と週末じゃないとゆっくり話せないじゃないですか。土日挟まずに結果が知れるスケジュール感でお願いしたかったですよね。

というかマイナンバーも提出してるしマイナポータルにも登録してるんだからそのシステムで通知してほしい!なぜ最新技術を活用しないのか。

とまあ文句タラタラですが

結果は第二希望の小規模園に内定でした。

全落ち覚悟な気持ちになっていたので家から近い小規模園でも引っかかったことに驚きましたが、4月からの預け先が確保でき復職の道筋が立ったのでよかったです。

今後の不安

小規模園に決まったは良いものの今後の不安はあります。(在住区だけ?)3歳からの転園者の受け入れ窓口が全然ない問題です。

小規模園を検討するにあたり一斉入所の3歳児の受け入れ枠も見ていたのですが、受け入れ人数が少なくて驚きました。

区役所の窓口でも「あのー、小規模に入ったとして3歳以降の受け入れ先ってないように見えるんですが、小規模園に入っている方はどうされているんでしょうか?」と質問しましたところ「皆さん遠くの園などに入れられていますね。」と言われました。

え?え?えーーーー??(小規模からの転園は+5点の加点がつくとはいえ)この区内に小規模保育園何個あると思ってんのよ、何人転園しないといけない子がいるかわかってんのー!?という状態です。

区に期待はしたいものの幼稚園や住む場所も含めて3歳以降どうするか引き続き考えていかないといけません。

まとめ

私が1歳児で保育園に入れたいと思っており、今回運よく1歳児4月で認可園の枠はもらえました。

ですが絶対にこの園がいい!とか小学校就学前まで同じ園で通い続けたい!という希望があれば第一子は0歳児から預けた方が保活という点では希望通りに行く確率は高いと思いました。(いやでも早生まれどうするのよ…ってなります)

実際に保活をやってみて仕組みの不公平感も諸々あるなと思いました。

保育料は家庭によって差が大きいのに、共働きでしっかりと納税し、保育料も税金の分高くなるシステムにも関わらず保育園を選べないのが現状です。保育園の先生のお給料を上げるためならお支払いします。実際に一時保育にも預けてみて保育園の先生には感謝しかありません。

でもそういう現実でもなさそうですし、園によって設備の差や保育方針の差も大きく、通える園を区側で調整するのであれば0〜2歳も保育料を一律or無料にするのが利用者側からすると公平かとは思います。(もうでもこの問題は根底に色んな課題を孕んでいるから本当に本当に何が公平なのか、あるべき姿なのか全体最適って難しい。)

タイムリーな話で0〜2歳の保育園無償化になる話が大阪市で出ており(残念ながら我が家は恩恵には預かれなそうですが)子育て支援という点では大きな前進となるのでぜひ実現して欲しいです!そしてロードマップ内にも保育人材の確保とありますが、保育士の待遇改善もしっかりお願いします!

とはいえ4月から新生活で小規模園ということで先生たちや一緒に過ごすお友達の顔をよく知ることができる規模感で、家からも近くて何かあってもすぐに行けるという面ではとても安心ですし、娘にとって楽しくのびのびと過ごせる2年間であって欲しいなと思います。

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