育児関連

【口コミ】サイベックスレモチェア デメリットは?レモ3in1を1年使った本音レビュー

4.0
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1歳になる娘が食事の際に使用するベビーハイチェアとして、サイベックスレモ3in1のスウェードグレーを2022年の12月に購入し、約1年使用しています。

KOTOWA
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長く使うハイチェア、失敗は避けたいな〜

買う時点では色々なハイチェアの商品のスペックを比較すると思いますが、使ってみてその後どうだったのか?ということが個人的にとても気になっていたので今回リアルレビューをしていきます。

この記事でわかること

・生後6ヶ月〜1歳6ヶ月までの約1年間レモチェアを使ってみた経過
・個人的に感じたレモチェアのメリットとデメリット

レモ3in1とは

レモ3in1というのは、「レモチェア本体」+「ハーネス付きベビーセット」「スナックトレイ」の3点セットの商品名です。

レモチェアはドイツ・サイベックス社製のハイチェアで、シンプルであらゆるテイストのインテリアにフィットするミニマルなデザインで、工具なし・ワンタッチで椅子の高さや奥行きを変更できる機能となっています。

ベビーセットとスナックトレイは単品販売されていないので生後6ヶ月〜3歳頃の子どもが使用する場合は3in1で購入が必須と言えます。

※3in1でハーネス付きベビーセットを利用する場合はチェア座面の高さ調節は不可となります。

レモ3in1を選んだ理由

生後5ヶ月頃からハイチェアを探し始めたのですが大前提の機能として

  • 集中して食事をするために足裏をピタッとつけて綺麗な姿勢を保ちながら食事ができる
  • 成長しても使用できる

という2つの観点で探しました。

最終的にストッケのトリップトラップとレモチェアで悩み、レモチェアに決定したのですが、我が家がレモチェアを選んだ理由は価格とデザインです。

デザイン・質感・色味

レモチェアはスウェードグレーの色味がとてもタイプで、インテリアにも合って可愛いなと思っていました。

トリップトラップも昔からある定番のデザインでとても可愛いのですが、色や組み合わせ方が多すぎて選ぶのが面倒になってしまいました。

価格

レモ3in1の価格は39,050円

対してトリップトラップは本体が36,300円〜、ベビーセット(股の部分)が10,175円、トレイが8,580円、ハーネス6,380円となり、レモ3in1と同じ機能を揃えると合計金額が61,435円(価格は全て2023年5月時点)とかなり高くつきます。

上記のことから我が家は二つを比較して価格の安いレモ3in1にしました。

KOTOWA
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価格が高いのでネットでも実店舗でもご自身の集めているポイントがたくさんつくところで買うのがいいと思います。

実際に使ってみた口コミ

生後6ヶ月時点

高いところに座って視点が変わったのか、娘は嬉しそうに座っていました。この時点で身長が65cmないくらいでしたが足もバッチリついています。

レモチェアもピカピカでおしゃれ!可愛い〜〜!!離乳食が楽しみ〜!と私も大満足。

ベビーセットの中にもすっぽり収まり、足のせ板もあるので安定して座っています。

この時点では立つこともできなかったのでハーネスは必要ないんじゃない?と思っていました。(後にハーネスの重要性に気づくのです。)

また離乳食初期だったので食べこぼしもあまり気になりませんでした。

生後8ヶ月時点

体がしっかりしてきて色々なものが気になるようになるのか、食事中もキョロキョロゆらゆらしてくるようになりました。

このあたりからハーネスの重要性が増してきました。ハーネスをしていないと食事中に体があっち向いてこっち向いて、落ち着きがなくなりました。

また離乳食中期となり食べこぼしも気になるようになり、アルコールスプレーを足のせ板に直接かけて拭いてしまいました。

その結果…大ショック。色が落ちてしまいました。(上の写真の足元の部分です)

「アルコールを使用しないでください」と公式に書いてあったのを知っていたのですが、掃除するときにそんなこと頭から抜け落ちてしまっていて…やってしまいました…。(泣)

生後10ヶ月時点

脚力も強くなってきて、自分で立ち上がるようになってきたのでハーネス必須です。ハーネスをしておかないと自分で立ち上がってしまい食事どころではなくなります。

手づかみ食べもスタートし、ベビーせんべいを食べさせたあとはチェアの下は粉だらけとなり掃除する頻度が増えてきました。

生後12ヶ月時点

自由自在に動けるようになり隙あらばベビーセットから脱出しようとするので娘はハーネスがないと確実にハイチェアから落ちます

その子のタイプにもよると思うのですが、我が家は隙あらば脱出するタイプの子どもなので毎日脱出されるとストレスが溜まりそうだと思いました。

スプーンやフォークを持って一人で食べたい!と自我が芽生えてきたのでトレイをつけました。

汚すぎたので軽くモザイクかけました。(汗)

上手にすくって口まで運ぶということができないのでエプロンをしていても食べ物がトレイと体の間をボロボロ落ちていきます(これはエプロンで対処することも可能だと思います。)

片付けようとすると近寄ってきて落ちたご飯を食べようとしています。写真を撮って笑い飛ばさないとやってられません!

1歳4ヵ月時点

離乳食が順調に進んだこともあり、1歳から食べれるものの幅がどんどん広がってきて大人の取り分けご飯やカレーなども食べれるようになってきました。

スプーンとフォークで自分で完全に食べれるかと言われるとまだまだですが、体の大きさ的にもベビービョルンのシリコンエプロンがつけれるようになり、娘の体とベビーセットの間に綺麗にフィットするので食べこぼしがだいぶ減ってきましたきました…!

ベビービョルンのシリコンエプロンってなんでこんなに人気なんだろう…?と思っていましたが、他のものに比べるとシリコンの素材が硬くて食べ物を綺麗にキャッチしてくれます。よくこのシリコンエプロンの中でうどんが一皿出来上がっています。笑

新たに気になり出した部分はベビーセットとテーブルの淵の部分です。

カレーなど食べさせると縁がとても汚くなるので毎日ではないですが取り外して洗っています。

ちなみに納豆ご飯が大好物でレモチェアがたびたび納豆まみれになっていますが、お手入れしやすいのでニオイなどは気にならず大丈夫です。

1歳6ヶ月時点

娘の遊びにお絵描きが加わったことによりクレヨンで落書きをされてしまいました。丸1年の使用ですが、足板部分は結構な使用感です。

娘が食事好きということもあるかと思いますが、足板とハーネスのおかげで食事に集中でき、好き嫌いもなくしっかりと摂ることができています

メリット・デメリット

まずはデメリットから書いていきます。

デメリット

木製部分はガンガン拭くと色落ちする

座板・足のせ板は木なので、絞った布巾でたくさん拭くと塗装が落ちてきました。

白くなっているところはアルコールで拭いてしまった(完全に私が悪い)ところですが、その他にも木目が浮き出てきています。

私の掃除の仕方が悪いのかベビーセットを卒業する頃には足のせ板の色はどうなっていることやら。

ベビーセットの股の部分が汚れる

ベビーセットの股の部分ですが、赤ちゃんの太ももが擦れないように布で覆われていてとにかく汚れます。

シリコンビブなどを使用し赤ちゃんとテーブルの間から下に食べ物が落ちないように対策すればある程度防ぐことはできると思いますが、取り外して洗っています。

パーツ売りがされていない

例えばレモチェア本体だけ譲り受けてベビーセットとトレイを購入するということや、汚れた部分だけを買い替えるということができません。

パーツ売りしてくれるとありがたいんですけどレモチェアはモデルチェンジなどあるので難しいですかね…。

その点トリップトラップはパーツ売りがたくさんされている印象です。

ベビーセットに乗せにくい

これはメリットの裏返し部分でもあるのですが、ベビーセット+ハーネスがあるので少し乗せにくいです。股の部分のベルトをどうしても体で踏んでしまいます。

ただメリットの部分が大きく、ベビーセットとハーネスで赤ちゃんの体がしっかりとホールドされます。

メリット

デメリットはありますが、メリットはたくさんです!

ベビーセットにハーネスが標準装備されている

ベビーセットもしっかりと体をホールドしてくれるのでとても良かったのですが、ハーネスが重要な役割を果たすとはハイチェア選びの時には全くイメージできていませんでした。

レモ3in1はハーネスが最初からついているので途中で買い足す必要もなくとても安全に使うことができます。

1歳4ヶ月、身体能力もどんどん高くなりハーネスをしていない場面でこのベビーセットから抜け出し椅子の上に立てるようになっていました。(思わず叫びました。)

月齢を重ねるにつれ、ハーネスの重要さが増してきました

外食の際などハーネスがないベビーチェアでの食事だと立ち上がり抜け出そうとするのでゆっくり食事どころではなくなり、とうとうチェアベルトを購入しました。

足のせ板の高さ調節がレバー操作で簡単にできる

ベビーセットを利用中なので座板を調整するシーンはまだないのですが、足のせ板の高さ調節がレバーで楽々できることは大きなメリットでした。

というのも我が家はベビーサークルがないので、家事をしたい時・トイレに行きたい時・ワンオペお風呂後髪の毛を乾かす時などハイチェアに座っていてもらいます。

その時に足のせ板を下げると(娘は足がむちむちなこともあり)立ち上がることができなくなるので、万が一ハーネスを自分で外したとしても抜け出したり、テーブルに登ったりすることができません。(と思っていたのも1歳2ヶ月あたりまででした。詳細は上段です。)

また成長のたびに足のせ板の高さ調節をしなくていいので工具を出すことを面倒臭く感じるズボラママにはとても楽です!

全体的に掃除がしやすい

背板・座板・足のせ板は木製ですが、その他の部分はプラスチックやアルミ・スチールのためガンガン拭いて大丈夫です!トレイは食洗機もOKだそうです。(かなり大きいけど日本の後付け食洗機に入るのかな…?)

1歳の離乳食は毎日絶望するくらい汚れるので掃除のしやすさはとても大事です。

納豆ご飯が大好物でもお手入れしやすいので清潔を保っています。

子どもの力では倒されない

実家に帰省していた時にどこのメーカーのものかはわからないのですが、木製のハイチェアを使っていました。

その時に娘がハイチェアの横に立ち押したり引いたりして遊んでいたのですが、引いた反動でそのままチェアごと後ろ向きに倒れ、壁に頭をぶつけるということが起きました。

1歳半くらいになると力も強くなってくるので軽いハイチェアだと持ち運びは楽ですが、その分子どもに押し倒されたりそのまま一緒に倒れることがあるのだと学びました。

その点、レモチェアは7.7kgと重たいですが、構造的にも倒れる心配が少ないと思いました。

まとめ

デメリットも書きましたが、私的にはメリットが上回っているのでレモチェアを選んだことは後悔がないです。

レモチェアを購入した6ヶ月時点ではこんなに活発になるとは予想もつかなかったくらい活発に成長していますが、レモチェアのおかげでだいぶ助けられています。

1歳6ヵ月となり、大人と同じ食べ物を欲しがるようになってきたので外食の機会も増え、さまざまなベビーチェアを体験させていただいていますが、ハーネスや腰ベルトがないと食事時間がハードモードすぎてゆっくりご飯も食べることができず…とても辛いです。笑

トリップトラップの価格と比べるとレモチェアの方がお安いですが、それでもレモチェアは高い!
のでもっと価格を抑えたいという方にはこちらのNOVUS(ノウス)のハイチェアも良さそうです。(姪っ子が使用しています。)

スタイリッシュなデザインで色や質感も可愛く、ハーネスもついています。

足元の調整は工具が必要そうですが、レモチェアに比べるとかなりお手頃な価格です。

私は完全にリサーチ不足でレモチェアを買った後に知った商品だったので、もう1度選ぶとなると最終決戦はレモチェアvs NOVUSになると思います。

この記事がレモチェアを検討している方の参考になると幸いです。

追記:ハーネス部分の詳細ついて

コメントでハーネスについてご質問をいただいたため、追記いたします。

ハーネスはハーネス付きベビーセットに直接セットする形となっており、取り外すことは可能です。
低月齢でハーネスを使わない場合は取り外しておいた方が座らせやすいかと思います。

ただベビーセット以外のハーネスの使い道は残念ながらないです…!

コメント

  1. ぽてち より:

    はじめまして。コメント失礼します!
    ハーネス付きベビーセットを取り外したあとはハーネス単体では使えますか?
    使えない場合、ハーネス無しで危険はありそうでしょうか?

    • KOTOWA KOTOWA より:

      ぽてち様

      コメントをいただきありがとうございます。
      ご質問いただいた件ですが、ハーネス単体では使い道がないかな…と思います…!
      記事に写真を追加しましたので(追記)部分をご覧いただけますとイメージが湧きやすいかと思います。
      1歳4ヵ月やんちゃになってきた我が家の場合ですと、ハーネスなしでフットレストを下に下げて踏ん張れない状態にしておいても
      椅子から自分で抜け出す身体能力と知恵がついてきたので目を離したら確実に危ないなと感じております。。

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